「お米づくり体験(収穫体験)」JA津安芸開催
2023.11.20
鎌を持ってお米を収穫!
9月10日(土)津市のJA津安芸・コープみえ交流田で、JA津安芸、全農みえのみなさんと組合員25家族が参加し、お米の収穫体験をしました。前日までに降った雨の影響で足元を泥にとられながらも、みんなで一生懸命お米を収穫しました。
収穫には「のこぎり鎌」という鎌を使います。安全に鎌を使って稲を刈るために必要な注意 稲を持つ手は「いいね」の形、のこぎり鎌は地面に置かないこと、刈った稲の扱いなど、JA津安芸の職員さんに紙芝居で楽しく教えてもらいました。
↑稲の刈り方・刈った稲の束ね方の実演
田んぼの土は水を含んで深く、長靴のふちギリギリまで土につかりながら足が抜けなくなるハプニングもあり、なんとか助け合いながら稲刈りをしました。
昔ながらの足踏み脱穀機や、唐箕(とうみ:藁くずを風の力で取り除く機械)も体験しました。
↑足踏み脱穀機、唐箕(とうみ)の実演と体験
最後はコンバインが刈り取りました。ぬかるんだ田んぼの中も軽々入り、あっというまに収穫が終わりました。このコンバイン1台で刈り取り、脱穀、選別(藁を取り除く)まで行います。
春に田植え体験でもらった苗を育ててくれたみなさんが、自分のバケツ苗を持ってきてくれました。
大きく育った苗を見て、「本当に上手に育ててくれました。みんな100点!」嬉しい評価をいただきました。
↑自分のバケツ苗のとチーズ!なぜか青々とした苗に育ちました。
収穫したお米の籾すりのしかたを教わりました。軟球とすり鉢で、瓶にいれてすりこ木で、お家で工夫して玄米にして食べてね!
JA津安芸・全農みえのみなさんありがとうございました!今年もおいしい新米をいただきましょう♪
参加者の感想より
〇足元がぬかるんで、田植えくらい大変でした。 子供はカマを本格的に使ったのは初めてでしたが 事前に詳しくご指導いただいたので親も安心して体験させられました。最初はゆっくり少しづつでしたが、慣れてくると2束づつとか 握れるだけ狩って束にできるようになっていました。タニシやその卵、他の虫も沢山いてトンボも飛んでいて日常ではできない体験でした。
〇はじめての稲刈り、子供は鎌を使うのもはじめてでしたが、とっても楽しかったようで、まだまだ刈り足りない!!と言っていました。とてもよい経験になりました。
〇小さな稲が、稲穂をつけて刈取りもみになるまで、自分たちが食べているお米についてどのように育つのか、育った喜びも知ることができた。小さな子供でも、周りに注意しながら鎌を扱わせることで、達成感を味わえたように思う。タニシやヤゴなど田んぼの生き物にも興味を持っていた。
〇最初は「虫が…」と言ってなかなか中に入らなかった娘でしたが、一度中に入ればやる気が出て前へ前へと稲刈りを進めていました。とっても満足していました。
〇子供に「お母さん、三重のお米だけを買おうね!」と、言われました(笑) お茶碗に米粒が残ってしまった時 「勿体無いからちゃんと全部食べないと」 と、一生懸命一粒を箸で摘んでいました。
〇このような場がなければ経験できない貴重な機会を与えていただきありがとうございました。バケツ苗も猛暑のひでりと毎日の雨の中でうまく育てられずこれも自然相手のむずかしさを思い知りました。回数を重ね参加できればと思います。
〇ぬかるんでいる田でしたがそれもよい経験でしたし、刃物を使う大切さをとても丁寧に説明してもらえてよい機会でした。たくさんの虫や生き物がいたことも生命をいただいていることがわかりました。